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米メディアがフロリダ州が公式に発表したデータを分析したところ、同州では1月の段階で新型コロナウイルス肺炎の症状を持つ患者が出ていたことが分かった。
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米メディアがフロリダ州が公式に発表したデータを分析したところ、同州では1月の段階で新型コロナウイルス肺炎の症状を持つ患者が出ていたことが分かった。奇妙なことに、フロリダ州はデータを発表した日の夜のうちに関連情報を削除した。中央テレビニュースが伝えた。
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米メディア「パーム・ビーチ・ポスト」の暴露によると、フロリダ州の保健当局は3月4日夜、その公式サイトの新型コロナ関連の一部の重要情報を削除した。削除された記録によると、同州で初の感染者が報告される前、1月と2月の間に計171人の患者に新型コロナの症状が出たか、PCR検査で陽性反応があった。
報道によると、以前公開されたデータには、患者が初めて発症を報告した時間、または患者の感染確定の時間が含まれる。データバンク全体が4日、保健当局の公式サイトから消え、夜7時30分になり再び表示された。しかし患者の発症の時期が削除されていた。
「パーム・ビーチ・ポスト」は、1月上旬の時点でこれらの患者がPCR検査を受けていた可能性は低いとした。当時のウイルス検査は米疾病予防管理センターによって厳しく制限されており、武漢への渡航歴のある患者に限られていたからだ。しかしこの171人の患者の中には中国への渡航歴を報告している人が1人もおらず、103人にいかなる観光歴もなかった。
この情報が報道されると、現地の多くのネットユーザーが書き込みを投稿した。自分に起きたことを語り、報道が事実であることを証明した。
ネットユーザー「夫は昨年12月22日に新型コロナで亡くなったと確信している。私と家族も昨年12月と今年1月に発症した。政府はフロリダ州の病院を検査すべきだ。人々は12月に発症し死亡した」。
ネットユーザー「マイアミ大学に通っている息子とルームメイトが2月中旬に病気になった。息子は肺炎と診断された。発熱、咳、頭痛、喉の痛みがあった。息子はPCR検査を受けたことがないが、私たちは受けるべきと考えている」。
ネットユーザー「私はフロリダ州レオン郡在住だ。1月21日に新型コロナに感染したと賭けても良い。当時は他にも5人に同じ症状があった。みなインフルエンザの症状による肺炎にかかり、うち1人が亡くなった。これはいずれも3週間以内に起きたことだ」。(編集YF)