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12日、国際航空運送協会は旅客機の利用者が搭乗中に規則を守らない問題が深刻になっていると発表した。暴言や嫌がらせなどの悪質な行為が横行している。資料写真。
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2013年12月13日、中国新聞社によると、国際航空運送協会(IATA)は12日、旅客機の利用者が搭乗中に規則を守らない問題が深刻になっていると発表した。乗客のマナー問題は航空会社のコスト増加やイメージ悪化につながるだけでなく、他の利用者の不便も強いている。
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IATAによると、乗客の悪質な行動には乗務員や他の乗客に対する暴言や嫌がらせも含まれ、セクハラ、喫煙のほか、安全指示を無視するなどの行為が横行している。同団体の統計ではそうした悪質な行為は2008〜2011年に1万5000件発生したが、2009年の3000件から2011年には6000件と急増しており、年々増加していることが明らかになっている。
IATAの関係者は、機内でのこうした行為は一般社会で反社会的な行為が増加していることと無関係ではないとし、「街中ではそうした行為が見過ごされることもあるかもしれないが、コントロールが必要で緊張感の漂う旅客機内では話はまったく別だ」と話している。乗客の悪質な行為が原因で離陸を急遽取りやめることになれば、コスト増やイメージ悪化だけでは済まず、他の利用者の不便を強いることになる。(翻訳・編集/岡田)
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