中国メディアの中国経済週刊は11日、シャープのマスク販売について、「同社107年の歴史で最も売れる商品になるかもしれない」と報じた。

記事は台湾・MoneyDJ理財網の報道を引用する形で、シャープが自ら生産したマスクの一般消費者向け販売を行っていることを説明。「マスク需要激増により（通販用）サイトに一時不具合が発生。このため、シャープはネット通販から抽選販売へと調整を余儀なくされた」とした上で、初回の抽選に470万人超、2回目は680万人以上の応募があったことを伝えた。

記事は「家電メーカーのシャープ、107年の歴史で最大のヒット商品がマスクになってしまいそうな感じ、複雑な気持ち」という同社の3日のツイートについて紹介し、2回目の抽選では当初予定の5万箱から6万箱へと提供数が拡大されたことにも言及した。（翻訳・編集/野谷）