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韓国とドイツで集団感染、「感染対策の模範」が色あせる―中国メディア

配信日時:2020年5月12日(火) 17時10分
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12日、中国新聞網は香港・大公報の報道を引用し、韓国とドイツで新型コロナウイルス集団感染が再び発生しており、「感染対策の模範」だったのが色あせていると伝えた。写真はドイツ。

2020年5月12日、中国新聞網は香港・大公報の報道を引用し、韓国とドイツで新型コロナウイルス集団感染が再び発生しており、「感染対策の模範」だったのが色あせていると伝えた。

記事は、「韓国では4月以降新たな感染者数が減少し、1桁という日も多くなっていたが、29歳の男性によってこの安定局面が破られた」と紹介。10日と11日は連続して新たな感染者数が30人を超え、4月9日以来の最高数となったと説明した。

記事によると、この男性は休暇を利用して龍仁、ソウル、城南、水原の4都市のレストランやスーパーマーケットなどに行っており、1日深夜から2日未明にかけてソウル市内の複数のナイトクラブを訪れていて、感染者は韓国各地に広がっているという。

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は11日、関係するナイトクラブを訪れた5517人のリストをすでに取得したが、このうち2405人と連絡が取れたことを明らかにした。しかし、虚偽の電話番号を記載していたり、電話に出なかったりなどのため3112人と連絡が取れていないという。このため、故意に検査を逃れていることが後に発覚したら、200万ウオン(約17万5000円)の罰金になると朴市長は警告している。

また、丁世均(チョン・セギュン)首相も、ナイトクラブを訪れた人に向けて「1日ためらえば、私たちの日常生活が1カ月停滞することになる」と述べ、自主的に検査を受けるよう呼び掛けた。

記事は、ソウル市では13日から混雑時に地下鉄に乗車する際にはマスクの着用が義務付けられており、韓国の学校再開も1週間遅らせることになったとも伝えている。

このほか、ドイツの複数の食肉工場で集団感染が発生したと記事は紹介。ノルトライン・ヴェストファーレン州の食肉工場では、1200人の従業員のうち10日までに230人の感染が確認され、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州の食肉工場でも128人が検査で陽性になったと伝えた。

この2州では、食肉工場および従業員宿舎の衛生措置について検査するよう命令していると記事は紹介。従業員の多くが東欧や南欧から来た人たちで、狭い宿舎で生活しており、衛生設備が不足している状況だったと記事は指摘した。

記事は、「ドイツ政府は4月20日から制限を徐々に解除している」などと述べた上で、独ロベルト・コッホ研究所が10日、ウイルス感染者1人が次に何人に感染させるかを示す基本再生産数(R0)が現在では1.13になっていると指摘したことに言及。「これはウイルス感染が拡大するリスクがあることを示している」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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