ハイテク機器で五輪を乗り切れ!―北京市出入国検査局

Record China    2007年5月17日(木) 12時20分

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2007年5月、北京市出入国検査所では北京五輪時に効率的かつ質の高いサービスを提供するため、ハイテク機器を導入したと発表した。従来、パスポートチェックにかかっていた時間が5分の1程度にまで短縮されるという。写真は北京五輪のマスコット人形を持つ外国人旅行客。

2007年5月、北京市出入国検査所では北京五輪時に効率的かつ質の高いサービスを提供するため、ハイテク機器を導入したと発表した。従来、パスポートチェックにかかっていた時間が5分の1程度にまで短縮されるという。

2008年の北京五輪開催時には、北京市の首都国際空港の外国人利用客は大幅に増加すると予測されている。現在の空港利用者が月延べ100万人であるのに対し、五輪時には利用者は延べ500万人に達すると見込まれている。そこで空港ビルの拡張、地下鉄の整備などさまざまな準備が進められている。

この人出に対応するため、北京市出入国検査所では新型設備を導入。従来、パスポートとビザのチェックには1人あたり45秒の時間が必要だったが、「児童チェックシステム」が導入されれば、わずか10秒にまで短縮されるという。。しかも旅行客は面倒な入国カードを記入する必要もない。

この他にも、今年から「旅客満足度評価システム」が導入された。このシステムは旅行客がサービスの満足度を評価できるシステム。評価は職員の収入に直結するため、サービス向上に結びつくと期待されている。(翻訳/編集・KT)

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