北京冬季五輪のカラー・システムとコアグラフィックスが発表

人民網日本語版    2020年5月11日(月) 15時30分

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2022年北京冬季五輪・パラリンピックのカラー・システムとコアグラフィックスが8日に発表された。

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2022年北京冬季五輪・パラリンピックのカラー・システムとコアグラフィックスが8日に発表された。新華網が報じた。

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「カラー・システム」と「コアグラフィックス」の総称は「Look of the Games」、エンブレムやマスコットなど共に、五輪のコア要素となる。

今後、五輪会場内外やユニフォーム、チケット、オフィシャルグッズ、祝賀セレモニー、交通機関、文化活動、都市景観など、五輪関連のデザイン全てが「カラー・システム」と「コアグラフィックス」を順守することになる。

カラー・システムは、主色、間色、補助色の三部分からなっている。主色は、霞光紅(Glowing Red)、迎春黄(Spring Yellow)、天霽藍(Sapphire sky)、長城灰(Great Wall Gray)、瑞雪白(Snow White)の5色。

間色は、天青(Sky Blue)、梅紅(Plum-blossom Pink)、竹緑(Bamboo Green)、氷藍(Ice Blue)、吉柿(Persimmon Orange)の5色。

補助色は墨(Chinese ink)、金(Gold)、銀(Sliver)の3色だ。

カラー・システムは、中国伝統のミネラル顔料の色彩からインスピレーションを得ている。ミネラル顔料は、人類の絵画史において、最も原始的な顔料の一つで、長い歴史を誇り、色落ちしないという安定した物理的特性を備えている。

色彩は、競技開催3都市の冬の色彩や春節(旧正月)の文化の色彩、自然四時(四季)、天地五方(世界は東・西・南・北・上の五方からなるという道教の思想)、二十四節気などの中国伝統文化を基にチョイスされた。ウィンタースポーツ、グリーン五輪、テクノロジー五輪などの意味がそこに込められているほか、独特な中国の文化的魅力も描き出している。

コアグラフィックスは中国伝統の「道法自然(道は自然に法る)、天人合一(天と人とは一体)」という思想にインスピレーションを得ている。

グラフィックスは北京と河北省の試合会場の山の形や万里の長城をモチーフにし、中国の歴史上の十大名画の一つである山水画「千里江山図」、中国の書道の味わい、アスリートの五輪にかける思いなどを組み合わせ、地域の特色と、中国の趣を盛り込んだ美しい冬の景色となっている。また、五輪史上初のダイナミックコアグラフィックスとなっている。(編集KN)

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