防疫指針に違反して新型コロナ感染広げたら当局が賠償請求、韓国人の約8割が「賛成」

Record China    2020年8月20日(木) 8時20分

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19日、韓国・聯合ニュースによると、防疫指針に違反して新型コロナウイルスの感染を広げた場合に、当局が違反者に賠償請求することに多くの韓国人が賛成であることが分かった。写真はソウル。

2020年8月19日、韓国・聯合ニュースによると、防疫指針に違反して新型コロナウイルスの感染を広げた場合に、当局が違反者に賠償請求することに多くの韓国人が賛成であることが分かった。

韓国の世論調査会社のリアルメーターは18日、全国の成人500人を対象に調査したところ、回答者の79.7%は当局による賠償請求に賛成と答えた。反対と答えたのは17.4%だった。よく分からないとの回答は2.9%だった。

韓国ではこのところ、新型コロナウイルスの感染者が再び急増している。19日午前0時現在の新規感染者数は297人。韓国全土にある宗教団体「サラン第一教会」では集団感染が発生し、全国的な感染拡大が懸念されているが、教会が正確な信者の名簿を提出せず、検査に支障が出ているという。

こうしたことを受けて防疫当局は、防疫指針に違反したり、防疫を妨害したりする行為によって新たに感染者が出た場合、入院・治療費、防疫費について賠償請求する方針を決めた。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「賠償請求は当然だ」「反対している約20%の回答者には理由が聞きたい」「社会に大きな影響を及ぼすのだから、重い賠償を請求すべきだ」「国民の生命を危険にさらす団体や個人を許すことはできない」「罰金も科すべきだ」「公権力はこういう時にこそ使うもの」「刑事処罰も科すべきだ」などと調査結果同様、防疫違反者への賠償請求に賛成する声が多く上がっている。(翻訳・編集/関)

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