マーケット一斉手入れ、不法滞在容疑の中国人78人を拘留―フィリピン

Record China    2013年12月13日(金) 14時8分

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11日、フィリピン移民局はマニラの中国人居住地区の3つのマーケットで一斉手入れを行い、不法滞在容疑の中国人78人を拘留した。写真はマニラの中国人居住地区。

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2013年12月12日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、フィリピン移民局は11日午後、マニラの中国人居住地区の3つのマーケットで一斉手入れを行い、不法滞在容疑の中国人78人を拘留した。フィリピン当局は、今回の手入れは中国人を狙い撃ちしたものではなく、これまでにも米国人やインド人、韓国人なども逮捕していると説明している。

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フィリピン移民局は11日、軍事警察の支援の下でマニラにある中国人居住区の3つのマーケットで外国人に対する居留身分の調査を実施。現場で有効な居留証を提示できなかった外国人を移民局に連行した。連行された中国人78人のなかには、正規の居留手続きを踏んでいるにもかかわらず、現場で居留証を提示できなかっただけの人も含まれていた。

こうした状況に対し、フィリピンにある中国大使館の瀋自成(シェン・ズーチョン)総領事は、移民局の代表者と交渉し、調査の後に合法的な居留手続きを済ましている中国人を直ちに解放するとともに、正当な居留手続きを行っていない者については法に基づいて対処することで合意した。

移民局側は「この行動は中国人を狙い撃ちしたものではなく、不法に居留あるいは滞在しているすべての外国人や移民を対象にしたもので、これまでにもセブやバギオ、バコロドなどでも同様の取り締まりを実施し、米国人やインド人、韓国人なども逮捕している」と説明した。(翻訳・編集/HA)

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