ポンペオ国務長官、一転して「武漢の実験室から新型コロナが流出したかは不確定」と発言

人民網日本語版    2020年5月11日(月) 9時30分

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「新型コロナウイルスは武漢の実験室から流出した」としていた米国・ポンペオ国務長官の主張に変化が生じている。

新型コロナウイルス武漢の実験室から流出した」としていた米国ポンペオ国務長官の主張に変化が生じている。これまでポンペオ国務長官は、新型コロナウイルスは武漢の実験室から流出したことを証明する「大量の証拠がある」としていたが、6日に行われた会見でポンペオ国務長官は、米国は新型コロナウイルスが中国の武漢の実験室から流出したかどうかについて、確定はしていないと発言した。

ポンペオ国務長官の言論は矛盾していると言わざるを得ない。4月30日、「ニューヨークタイムズ」は、トランプ政権の高官がポンペオ国務長官の指導の下、米国の諜報機関に実験室と感染症の発生源を結びつける証拠を発見するよう促したが、諜報機関の多くは、実験室とのつながりを示すような証拠を発見できるのかどうかに疑問を抱いていると報じた。

5月3日、ポンペオ国務長官はアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)の取材に対し、新型コロナウイルスは武漢の実験室から流出したことを証明する「大量の証拠がある」としたものの、その証拠がどこにあるのかについては言及しなかった。(編集TG)

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