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韓国の小中高校、13日から順次登校開始、コロナ禍抑え込み「生活防疫体系」に移行

配信日時:2020年5月10日(日) 10時10分
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新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込みつつある韓国で、小中高校の登校が13日から順次始まる。「社会的距離の確保」措置は5日に終了し、6日からは「生活防疫」に移行した。写真はソウル。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込みつつある韓国で、小中高校の登校が13日から順次始まる。韓国政府が3月22日から実施してきた「社会的距離の確保」措置は5日に終了し、6日からは「生活防疫」(日常生活・経済活動とのバランスを取った防疫)に移行した。

韓国では当初3月2日の予定だった全国の学校の始業式が新型コロナの影響で延期。事態の長期化を受けて4月9日からは家庭で授業を受ける方式のオンライン授業を実施してきた。政府が生活防疫体系への転換を発表したことを受け、教育省も登校授業に踏み切った。

ハンギョレ新聞などによると、高校3年生は進路と進学の緊急性を考慮し、5月13日から登校を優先的に開始。続いて20日(第1段階)には高2・中3・小1~2・園児が、27日(第2段階)には高1・中2・小3~4が、6月1日(第3段階)には中1と小5~6が登校することになる。

中学と高校は高学年が先行するが、小学校は低学年が先だ。これについて教育省は「幼稚園と小1~2年生の場合、オンライン授業に適応しにくい点、保護者の協力程度による教育格差問題、共働き家庭の保育負担や相対的に活動範囲が狭く、親の保護が容易だという点を考慮した」と説明した。

登校の際の具体的な学事運営方法は、地域別に感染症の推移や学校別の密集度など学校ごとに環境が異なっていることを考慮し、各市・道教育庁と学校が自主的に決定する。学年や学級別に時差登校をすることや、オンライン授業と登校授業の並行した運営、学級単位の午前クラスと午後クラスの運営、授業時間の弾力的運営など学校別に多様な選択が可能だという。

特別市・広域市を除く地域にある在校生60人以下の小規模小学校や中学校1463校は例外的に13日から登校を可能にした。生徒の密集度が低い代わりに学童保育の需要が高く、すでにほぼ全校の児童・生徒が緊急学童保育教室などで学校に来ているところが多かったためだ。特殊学校の場合、幼稚園や小中高の段階別登校の日程に従うが、やはり市・道や学校の環境を総合的に考慮して自主的に決定できるようにした。

一方で、政府の中央災難(災害)安全対策本部の金剛立・第1総括調整官(保健福祉省次官)は「市中感染が続く中でやむを得ず取った社会的距離の確保措置に対し、国民が趣旨を十分に理解し、積極的に協力してくれたことに感謝する」と述べると同時に、感染拡大の再発を引き続き警戒する姿勢を強調。「学校で1人でも児童・生徒または教職員の感染が確認されれば、該当する学校全体でオンライン教育に切り替える」と説明した。(編集/日向)

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