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中国大手メーカー、新製品のプロモーション動画で原爆を揶揄したような表現を謝罪―中国メディア

配信日時:2020年5月7日(木) 10時40分
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6日、4A広告提案網は、スマホメーカーの「シャオミ(Xiaomi、小米科技)」が新商品のプロモーション動画に原爆を揶揄した表現があったため、謝罪したと伝えた。

2020年5月6日、中国メディアの「4A広告提案網」は、ウィーチャット(微信)の公式アカウントで、中国の大手スマートフォンメーカー「シャオミ(Xiaomi、小米科技)」が、新商品のプロモーション動画において、原爆を揶揄(やゆ)した表現が含まれているとネットユーザーからの批判を受け、謝罪したことを伝えた。

記事によると、問題視されたのは、シャオミが新たに発売予定のスマートフォン「Redmi note 9」シリーズのプロモーション動画の高速充電機能を紹介する部分で、のり巻き寿司のような物を食べた白人男性の体が風船のように膨らみ、浅草寺や東京スカイツリーのような建造物がある景色の中を、瓦屋根を突き破って空へ浮かんでいき、やがて爆発する。その後はアニメのような画面に変わり、ヒョウが地面を駆け抜けると、きのこ雲のようなものが湧き上がり、「FAST CHANGE」という文字が画面に表示される。この一連の演出がネットユーザーから「風船のように膨らんだ男性は『ファットマン(※長崎に落とされた原子爆弾)』を暗に意味しているのではないか?」など、日本と原爆を揶揄する表現との指摘の声や、きのこ雲を想起させる画面に不快感を表すコメントが多数寄せられたという。さらに、一時はTwitterのトレンドに上昇したほか、「Xiaomi日本撤退」のハッシュタグも作られるなど、シャオミを批判する声や、「東日本大震災の時に応援の言葉を製品にこっそり載せていた」という台湾メーカーのASUSとを比較し、シャオミに落胆する声もネットに多く上がったという。

記事によると、シャオミはその後、公式YouTubeチャンネルから動画を削除し、Twitterの公式アカウントで「この度、弊社の最新製品の海外市場向けプロモーションビデオに配慮に欠ける内容が含まれていた件につきまして、心よりお詫び申し上げます」「Xiaomiは、世界中のユーザーならびにあらゆる文化を尊重しています」という謝罪コメントを掲載した。

記事は最後に、シャオミが2017年9月に河南省の大学で行った新卒募集の説明会において、日本語を学ぶ学生を差別する発言をしたことなどに触れ、「2019年12月に日本市場へ進出したばかりのシャオミには長く厳しい道が続いているようだ」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)

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