韓国、外国人による国民健康保険受給額の7割が中国人―韓国メディア

Record China    2020年10月27日(火) 7時20分

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25日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、韓国で外国人に給付された国民健康保険額のうち7割が中国人向けだったことが明らかになったと報じた。写真は韓国・ソウル。

2020年10月25日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、韓国で外国人に給付された国民健康保険額のうち7割が中国人向けだったことが明らかになったと報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、国民健康保険公団の調査資料で、2015年から今年6月までに外国人向けに給付された健康保険金額が3兆4422億ウォン(約3200億円)で、そのうち71.6%に当たる2兆4641億ウォン(約2300億円)が中国人に対する給付だったことが分かったと紹介。以下、ベトナム人の2153億ウォン(約200億円)、米国人の1832億ウォン(約170億円)と続いたという。

また、この期間に給付を受けた外国人のうち、33万1384人が健康保険証の借用、盗用、資格期限切れの保険証使用などで不法に保険給付を受けており、不正受給総額は316億ウォン(約29億円)に上る一方で、回収できたのは51.7%の161億1400ウォン(約15億円)にとどまったと紹介している。

記事によると、同公団から資料提出を受けた韓国国会保健福祉委員会の姜起潤(カン・ギユン)議員が「一部の外国人は治療目的で入国し、保険の恩恵を受けるとすぐに出国している」とし、外国人の保険給付に当たり一定の滞在期間を条件にするなどの制限を設ける必要があるとの考えを示したという。(翻訳・編集/川尻

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