韓国議員が“テロ発言”=「朴大統領は暗殺された父親と同じ末路をたどるかもしれない」―中国メディア

Record China    2013年12月10日(火) 19時23分

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10日、新聞晩報によると、韓国大統領府は9日、ある野党議員の「テロ発言」を厳しく非難した。写真は朴大統領。

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2013年12月10日、新聞晩報によると、韓国大統領府は9日、ある野党議員の「テロ発言」を厳しく非難した。この議員は先ごろ、「もし朴槿恵(パク・クネ)大統領が専制統治を実行すれば、暗殺された父親の朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領と同じ末路をたどるだろう」と発言していた。

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問題の発言をしたのは民主党の梁承晁(ヤン・スンジョ)議員。梁議員は先ごろ開かれた党内会議で、「朴正熙元大統領は、中央情報部(現在の国家情報院)を創設し公安統治を行ったが、自身が創設した情報機関によって暗殺されるという結果は、予想していなかったはず」と述べた。

朴正熙元大統領は1979年10月26日、側近の中央情報部部長・金載圭(キム・ジェギュ)によって射殺された。梁議員は「朴大統領は朴正熙元大統領の死を教訓としなければならない」と述べ、もし父と同じように国家情報院を利用して専制統治を行えばどうなるかわからないと警告した。

梁議員が大統領と国家情報院の関係に言及したのは、今年4月、国家情報院が昨年12月の大統領選前に、インターネットで民主党の前身である民主統合党の候補者を非難する書き込みを行ったことが発覚したため。

青瓦台(大統領府)の広報首席秘書官・李貞鉉(イ・ジョンヒョン)氏は梁議員の発言について「テロリズムを扇動し、人々に国家元首を傷つけるようそそのかしている。一議員がこのように国家元首を批評することは許されない」と厳しく非難している。(翻訳・編集/北田

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