中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報（電子版）は4日、新型コロナウイルスのワクチンに関し、「トランプ米大統領は『年末までに手に入る』と自信を持って予測したが、AFPの報道によると、ドイツのシュパーン保健相はその同じ日に「開発には数年かかる恐れがある』と述べた」と報じた。

記事によると、トランプ氏は3日、首都ワシントンのリンカーン記念堂で、FOXニュースのインタビューに応じ、「われわれは、今年の終わりまでにワクチンを手に入れることに非常に自信を持っている」と述べた。

一方、シュパーン氏は3日、公共放送ARDに出演し、ワクチンの開発について「数カ月でできるなら喜ばしいが、他のワクチン同様、失敗もあるから、数年かかることもある」と述べた。（翻訳・編集/柳川）