米中学者70人以上が連名で公開書簡、両国政府にパンデミックで協力呼び掛け―中国メディア

Record China    2020年5月4日(月) 9時20分

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中国と米国の複数の学者が公開書簡を連名で発表し、両国は新型コロナウイルスの世界的流行に共同で立ち向かい、陰謀論やウイルスの発生源をめぐる中傷などで二国間関係に害を及ぼさないよう呼び掛けた。資料写真。

中国メディアの環球網は2日付で配信した記事で、「中国と米国の70人以上の学者がこのほど公開書簡を連名で発表し、両国は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に共同で立ち向かい、陰謀論やウイルスの起源をめぐる中傷などで二国間関係に害を及ぼさないよう呼び掛けた」と報じた。

記事によると、公開書簡は、米スタンフォード大学のマシュー・コールマン准教授(医学人類学)や米イェール大学公衆衛生大学院の陳希(チェン・シー)助教授、スタンフォード大学のスコット・ロジール上級研究員ら中国と米国の70人以上の学者の連名によるもの。米紙ニューヨーク・タイムズの公式サイトに1日付で掲載された。

書簡では、「ワシントン、北京などの当局者は、新型コロナウイルスを鎮圧するために、党派の利益に役立つような戦術を用いることを避けるべきだ。その力は、他者の世話と疾病予防のためのリソースの整理に集中すべきであり、支持率を上げるためや誰かに罪を償わせたり悪者扱いしたりするために用いるべきではない」などとしている。(翻訳・編集/柳川)

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