【CRI時評】感染症拡散の責任者は悪しき行為を重ねた米国の一部政治家だ

CRI online    2020年5月2日(土) 22時0分

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国際的に権威ある医学誌「ランセット」のリチャード・ホートン編集長は1日、中国中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)の取材を受け、「米国は2月全月と3月初頭の時間を無駄にして、新型コロナウイルス肺炎の悲劇を人為的に作り出した」と述べた。 ホートン編集長の見解は、...

国際的に権威ある医学誌「ランセット」のリチャード・ホートン編集長は1日、中国中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)の取材を受け、「米国は2月全月と3月初頭の時間を無駄にして、新型コロナウイルス肺炎の悲劇を人為的に作り出した」と述べた。

 ホートン編集長の見解は、軽視できない事実を示すものだ。すなわち、米国で一部の悪質政治家が過ちを繰り返し、悪しき行為を積み重ねたことで、感染症は不幸にも米国国内で急速に拡大し、全世界への拡散が加速したということだ。

 まず重要なことは、ウイルスに国境はなく、全世界の感染症への抵抗はそもそも一つの「将棋盤」の上で繰り広げられるということだ。しかし米国では指導層が過ちを犯し、感染症を政治化しようと試みたことが自国の感染確認者と死者数の激増をもたらし、全世界における感染症に対する予防・抑制活動に巨大な重圧を与えることになった。

 次に、米国の指導層が感染症に対する予防・抑制活動において「アメリカ・ファースト」「自国の都合優先」を堅持したことが、感染症が全世界に拡散するリスクを増大させ、全世界における感染症への対抗をより困難にしたことがある。

 さらに、米国政府は政策の失敗を覆い隠すために、責任を他者になすりつけることまでした。そして米国は最近、世界保健機関(WHO)への資金拠出を見送った。ポンペオ国務長官はWHOへの資金拠出を永遠に停止すべきと威嚇した。ポンペオ長官がさらに「代替機構を作る可能性を排除しない」と高言するに至っては、多国間組織を米国の利益を維持するための道具とみなし、都合がよければ利用して都合が悪ければ捨て去るということを、露骨に表明したものだ。

 一つひとつの事実が証明しているのは、もし責任を追及せねばならないならば、米国の一部悪質政治家こそが、全世界への感染症拡大の責任を負わねばならないということだ。米国は世界で唯一の超大国として、本来ならば、感染症による攻撃を受け危機に陥った全世界の中で、率先して範を垂れ、超大国にふさわしい貢献をせねばならなかった。米国の一部政治家がこの当然の道理をないがしろにして、頑迷にも非を認めず誤った道をどこまでも歩み続けるようであれば、全世界から唾棄される歴史の罪人に成り下がるのは必然だ。(CRI論説員)

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