周辺諸国との摩擦解消へ、国家安全委員会の働きに期待=一方で懸念の声も―香港紙

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9日、香港・文匯報は英ロイターの報道を引用し、中国が創設を決めた「国家安全委員会」は周辺諸国との摩擦解消に貢献するとの声がある一方で、懸念を示す意見もあると伝えた。写真は北京市の人民大会堂。

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2013年12月9日、香港・文匯報は英ロイターの報道を引用し、国内外の安全保障問題に対処する「国家安全委員会」(国安委)の創設という中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の決定が注目を集めているとした上で、「国安委は東シナ海南シナ海における周辺諸国との摩擦緩和に貢献すると各国の外交官の間でおおむね期待されている」と報じた。鳳凰網が伝えた。

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同紙は、こうした一方で、「国安委という新しい組織は中国の外交戦略に独断性を加えるものだ」「中国は周辺諸国とたびたび摩擦を起こしている。国安委設立後は、こうした局面はさらに増えるだろう」とする海外の外交官の声も紹介した。

駐中国防衛駐在官を務め、中国の軍事問題に詳しい小原凡司氏は、「国安委の新設により、中国指導部が軍の行動を統制しやすくなる」と指摘した。

インド政府関係者は、「両国の経済協力は親密度を増しているが、国境での衝突は逆に増えている」と指摘した。(翻訳・編集/NY)



   

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