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マスク需要減少、一部工場が生産ラインストップで経営危機に、海外輸出もできず―中国

配信日時:2020年6月13日(土) 9時20分
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9日、新浪は、中国におけるマスク需要の減少などにより、一部マスクメーカーの生産ラインがストップし、経営危機を迎えていると報じた。記事は中国のマスク工場。

2020年6月9日、中国中央テレビは、中国におけるマスク需要の減少などにより、一部マスクメーカーの生産ラインがストップし、経営危機を迎えていると報じた。

記事によると、生産ラインがストップしている安徽省のマスクメーカー責任者は「国内の需要が激減し、輸出しようにも資格不足という問題があって、経営が困難になってしまった」とし、3月中旬から5月初めにかけては生産が追い付かないほどの需要があったものの、5月中旬以降は国内需要の低下とともに、国外顧客が輸出資格に関する要求を次々と高めたことで生産数が減り、「現状では毎日半日もラインを動かしていない」と語ったという。

業界関係者からは今後の中国国内のマスク業界について「中小メーカーが生きる道は、大手メーカーに吸収合併されること。業界再編が進むだろう」といった声が出ているほか、新型コロナウイルスによる需要の高まりを見て慌てて投資し、生産レベルが基準を満たせていないメーカーの間で今後大規模な閉鎖が発生するとの見方が出ているという。

また、マスク需要の高まりとともに一時は手に入れることすら難しかったマスクの生産機械の需要も、マスクの需要減に伴って冷え込んでいるほか、マスクの主な原料であるメルトブロー不織布の値崩れも発生しており、一時は1トンあたり60~70万元(約900~1050万円)だった市場価格が、現在は50%程度にまで下落したという。

記事は、新型コロナ発生以降急激に増えていたマスク関連企業の新規登録数も減少傾向にあり、今年5月のマスク関連企業新規登録数が1万283社で4月に比べて70.84%減少し、メルトブロー不織布関連起業登録数も1728社で同57.60%減となったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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