台湾の歌手で俳優のSHOW（ショウ・ルオ/羅志祥）のそっくりさんとして知られる中国人男性が、今回のSHOWのスキャンダルで思いがけず得をした最高の勝ち組だと報じられている。

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SHOWにスキャンダルが持ち上がったのは先月23日のこと。9年間の交際の末に最近破局した中国人女性が、SNSを通じてその私生活を暴露したことが原因だった。交際中も後輩の女性タレントやスタッフと男女関係を持ち続けていたことや、複数の人数での性行為など、赤裸々な暴露内容が世間に衝撃を与え、深刻なイメージダウンとなっている。

数年前からSHOWのそっくりさんとして「南寧の羅志祥」と呼ばれ、ネット上ですでに有名人になっているのが、広西チワン族自治区南寧市に住む一般男性。今回のSHOWのスキャンダルでは当初、ネットでライブ配信を行うと、SHOW本人と勘違いしたネットユーザーからのすさまじい攻撃が相次ぎ、市場内で経営している店も3日間にわたって休業するほどだった。しかし、その後のライブ配信では応援する人が増え続け、中国メディアは、男性が数日で200万元（約3000万円）の収入を得たと報じている。

SHOWのスキャンダルをめぐっては、中国での番組降板が次々に報じられ、早くも4社のCMを失うなど、深刻な損害が明らかになっている。そうした中でそっくりさんは思いがけない「好景気」を迎え、今回の騒動での一番の勝ち組だと報じられている。（Mathilda）