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韓国・金浦空港はまるで週末の遊園地?=「気の緩み」に専門家は警鐘

配信日時:2020年5月2日(土) 20時50分
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30日、韓国・中央日報は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで閑散としていた同国の金浦国際空港国内線ターミナルが、大型連休を迎え、久しぶりに多くの利用客で混雑したと報じた。写真は韓国の空港。

2020年4月30日、韓国・中央日報は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで閑散としていた同国の金浦国際空港国内線ターミナルが、大型連休を迎え、久しぶりに多くの利用客で混雑したと報じた。

大型連休初日の同日、空港の出発ゲート前は週末の遊園地の入り口を連想させるかのように、利用客の長い列ができたという。チェックインカウンター前で順番待ちの列に並んでいた女性(63)は、「マスクを着けている人が多いという点以外は、完全に以前の状態に戻ったように思う」と話した。

記事によると、この日、同空港の国内線出発ロビーで取材に応じた旅行客の大半は「もう、新型コロナをそれほど心配していない」と話したという。

久しぶりに同国の済州(チェジュ)島を訪れるという大学生(22)は、「両親は少し心配していたけれど、楽しい旅行をあきらめるほど新型コロナウイルスを心配する時期はもう過ぎたと思う」、会社員の男性(44)は、「もう国内旅行は楽しんでもよい気がする」とそれぞれ話した。

一方、記事は「あちこちで防疫が懸念される場面があった」と指摘。大声で会話をする団体客や、初めからマスクを着用せず空港内を歩き回る客も見られたという。

専門家は「まだ気を緩める時ではない」と口をそろえ、「確固としたワクチンが開発されるまでは『新型コロナ終息』という言葉を使うことはできない。感染の第2波が最も危険で、そのような状況が生じないように、各自が感染予防のための基本原則を守ることが重要だ」と話しているという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「最前線で苦労している医療スタッフのことも考えて、もう少し我慢しようよ」「まだ旅行は自粛すべきだ」「たった1人の行動で国が危機的状況に変わることがなぜ分からないの?」「他人にも被害が及ぶということを考えないのか?」などといった声が上がっている。

また、「遊びに行きたい気持ちは理解できるけれど、マスクを着用したり、『社会的距離』を置いたりすることは心掛けよう」と引き続きの予防を呼び掛けるコメントも。

その他、「済州島に観光客が密集する」「島民は不安がっているよ」と同国内の一大リゾート地である済州島に、多くの旅行者が訪れることを懸念する声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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