ボーイングCEO「世界の航空業界がパンデミック前の水準に戻るには数年かかる」―中国メディア

Record China    2020年4月29日(水) 8時0分

拡大

米ボーイングのデビッド・カルホーンCEOは27日の株主総会で、「世界の航空業界が新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に戻るまでには数年かかる」との見方を示した。写真はボーイングの工場。

中国メディアの中国新聞網は28日、米ボーイングのデビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)が27日の株主総会で、「世界の航空業界が新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に戻るまでには数年かかる」との見方を示したと報じた。

それによると、カルホーン氏は「この健康危機は私たちが今まで経験したこととは異なる」とし、「航空旅客は少なくとも2~3年はパンデミック前の水準に戻らないかもしれない」と述べた。

カルホーン氏は、新型コロナウイルスのパンデミックによる業界への影響について、今年の全世界の航空業界では3140億ドル(約33兆6000億円)の収入減が見込まれ、米国では2800機以上の飛行が取り消され、旅客数は前年比95%以上減少していると説明した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携