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WHO「接触者の追跡をしないで制限解除することは目隠しで車を運転するようなもの」―独メディア

配信日時:2020年5月13日(水) 6時20分
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12日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、感染者の追跡をせずに制限解除することは目隠しで車を運転するようなものだとのWHOの見方を伝えた。写真はWHO。

2020年5月12日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、欧州や米国では新型コロナウイルスの感染拡大防止のための制限が徐々に解除されているが、世界保健機関(WHO)は感染第2波の可能性を警告し、防疫システムを確立するよう呼び掛けたと伝えた。

WHOで健康関連の緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は、「ドイツと韓国は正確な患者の接触者追跡を行っている」と指摘。「この方法は両国が集団感染の拡大を防ぐ上で効果を上げている」との見方を示した。

その上でライアン氏は、「徐々に制限を解除している他の国では、感染者の接触者追跡システムが構築されておらず、これが新型コロナウイルスを保持している可能性のある人を直ちに隔離できなくしている」と警告した。

ライアン氏は、「各国が集団感染を追跡する能力を確立できないのであれば、新型コロナウイルスの感染率が下がっても将来的に再び上昇する可能性がある」と分析。そのため「一部の国が焦って制限を解除していることが非常に心配だ。これは目隠しで運転しているようなもので、数週後に予期しないような感染状況に直面するかもしれない」との見方を示した。

このほか、テドロス事務局長は月曜日の定例記者会見で、制限解除は「複雑で困難なこと」であるため、ゆっくりと着実に進めて人々の命の安全と生活が影響を受けないようにすべきだと語ったと記事は紹介。テドロス氏は続けて、ドイツや韓国、中国では新たな集団感染が発生してはいるものの、関係する防疫システムで対応していることに言及し、「ワクチンができるまでは、整備された防疫措置がウイルスに対抗する最も効果的な方法だ」との見方を示した。(翻訳・編集/山中)

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CRI online
2020年5月5日 12時40分
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