キャメロン英首相が必死の親中派アピール、ごまかされてはならない―香港メディア

Record China    2013年12月7日(土) 20時11分

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5日、中国新聞網は記事「香港メディア:訪中のキャメロン英首相の親中国パフォーマンス、中国は冷静にならなければならない」を掲載した。驚くばかりの親中派アピールをしたキャメロン首相だが、完全には信用はおけないと香港メディアは指摘した。

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2013年12月5日、中国新聞網は記事「香港メディア:訪中のキャメロン英首相の親中国パフォーマンス、中国は冷静にならなければならない」を掲載した。

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2日から4日にかけ中国を訪問したキャメロン英首相だが、驚くばかりの親中国アピールを繰り広げた。訪中前には中国のSNSに自らのアカウントを開設し中国人に直接メッセージを送ったほか、ヴィクトリア&アルバート博物館の中国絵画展を鑑賞するなど事前のウォームアップも万全。中国訪問の際は高速鉄道に乗りたいとアピールしたほか、成都市では火鍋を食べるパフォーマンスも見せた。

4日付香港紙・明報は、英国の状況を考えればキャメロン首相のパフォーマンスも驚くにはあたらないと指摘した。産業革命発祥の地・英国だが近年は製造業の停滞が深刻化。この10年近くは低成長に苦しんでいる。こうした中、中国の投資、年10万人以上の中国人留学生、中国人の不動産購入は極めて重要だ。

だがキャメロン首相の親中国アピールに安心するわけにはいかない。英国は米国の忠実な同盟国であると同時に、時には欧州連合(EU)とも歩調を合わせる。だがこうした八方美人は長期にわたる盟友ととして信頼し難いものだ。例えば中国の防空識別圏の問題にしても、古い盟友・米国に従うのか、それとも英中関係の改善を優先するのかはまだ見えない。キャメロンの火鍋パフォーマンスにごまかされないよう、注意する必要がある。(翻訳・編集/KT)

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