外交部の耿爽報道官は27日に北京で開かれた記者会見で、「新型コロナウイルスの感染がアフリカで急速に広がり、アフリカ諸国はウイルスの封じ込めで厳しい課題にさらされている。アフリカ諸国へのテクニカルなサポートを強めるため、中国外交部と中国国家衛生健康委員会が、“感染症対応での中ア連携”をテーマに、テレビ会議の形でシリーズ交流会を開催する」と表明しました。

　耿報道官によりますと、初の交流会が北京時間27日午後4時に開催されました。中国の感染症対策の専門家とアフリカ諸国の政府関係者や専門家と共に、感染症の予防・抑制対策、臨床治療、検査方法、国境検疫、リスク評価などをめぐり交流したということです。

　耿報道官はまた、「中国は感染状況の推移とアフリカ諸国の要望に応じて、より多くの対策物資を提供し、より多くの医療専門家チームを派遣するほか、アフリカ疾病予防コントロールセンターの建設を加速させ、公衆衛生と疾病の予防・抑制におけるアフリカとの協力を強めていく」と示しました。（瀋、Yan）