習近平総書記はこのほど、「東方紅一号」（1970年に始まった中国の人工衛星計画）の任務に参加した経験のあるベテラン科学者に返信しました。返信では、「宇宙航空業の先輩たちをモデルに、原爆・弾道ミサイル及び人工衛星研究開発の精神を発揚して、すべての困難と戦い、宇宙航空技術の最高峰に登り、いち早く宇宙航空強国の夢を実現させなければならない」と指摘しました。

　これを受けて、宇宙航空事業の従事者たちは、「習総書記の話を胸に刻み、精神を受け継いで使命を果たし、宇宙航空強国の偉大な夢をできるだけ早く実現させるためにまい進する」と示しました。

　今年、運搬ロケット「長征5号」は再び、初の火星探査任務「天問1号」の実施に導入される予定です。中国が独自に開発した衛星測位システムである北斗衛星測位システムネットワークがまもなく構築され、中国の北斗衛星測位システムは世界にサービスを提供することになります。また、月探査機「嫦娥5号」は中国人の月サンプルを取得するため、月探査プロジェクトは新たなステップに進むと見込まれています。（提供/CRI）