海外からの輸入病例の6割近くが退院、中国衛生当局が発表―中国メディア

人民網日本語版    2020年4月27日(月) 20時0分

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武漢市の新型コロナウイルス肺炎の入院患者はゼロとなった。写真は中国の医療従事者。

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湖北省の武漢市衛生健康委員会は26日午後、武漢市肺科病院の新型コロナウイルス肺炎患者の丁さん(77)が2回目のPCR検査結果で陰性となり、臨床症状が認められなくなり、退院の基準に達したことを明らかにした。これにより、武漢市の新型コロナウイルス肺炎の入院患者はゼロとなった。人民網が各社の報道をまとめて伝えた。

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同日午後、北京市で行われた国務院共同対策メカニズムの記者会見では、国家衛生健康委員会の米鋒(ミー・フォン)報道官も、「武漢市と全国の湖北省支援医療従事者の共同努力により、26日までに、武漢市の新型コロナウイルス肺炎の入院患者はゼロになった」とした。

■海外からの輸入症例のうち6割が治癒・退院

米鋒報道官によると、4月25日の時点で、海外からの輸入症例のうちすでに6割近くが治癒・退院しており、重症者は先週より53.2%減少した。世界の感染者数は1日で9万人以上増え、海外での感染は引き続き拡大しており、中国に持ち込まれるリスクが高まり続け、国内で依然としてクラスター感染が報告されている。油断や気のゆるみを排し、迅速に発見し、直ちに処置を行う必要がある。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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