日本のゴルフ場はどのように「三密」を防いでいるか―中国メディア

Record China    2020年4月27日(月) 19時40分

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26日、中国のスポーツメディアの新浪体育は、日本のゴルフ場ではどのようにして三密を防いでいるかについて紹介する記事を掲載した。資料写真。

2020年4月26日、中国のスポーツメディアの新浪体育は、日本のゴルフ場ではどのようにして三密を防いでいるかについて紹介する記事を掲載した。

記事はまず、「日本では新型コロナウイルス感染が拡大するにつれ、ゴルフ場やゴルフ練習場も営業停止などの影響が出ているが、すべての場所が深刻なわけではない」と紹介。その例として、茨城県では基本的に営業していると伝えた。

その上で、茨城県のゴルフ場やゴルフ練習場では新型コロナの影響はほとんどないが、一部では客が大幅に減少したところもあるとし、今は在宅勤務が増えており、東京の練習場が閉まっていることもあって、茨城に来てゴルフをしている人もいることが考えられると伝えた。

また、ゴルフ場では感染防止の措置が強化されていると紹介。以前は最寄り駅から無料の送迎サービスがあったが今は中止となっていることや、飲食物の提供サービスを中止しているところがあること、今でも飲食を提供しているところも座席数を減らして社会的距離を保っていることを伝えた。

このほか、「日本ではクラブハウスに入る際は正装が求められていたが、更衣室の利用を減らすため、この規定も今は中止している」と伝えた。また、「風呂は使用禁止でシャワーしか使えず、従業員は出勤時に体温を測定してマスクを着用し、フロントはビニールで隔て、支払いは自動販売機を利用し、営業終了後は消毒を行っている」とも伝えた。

そして、「基本的にゴルフ場では密閉、密集、密接の三密を取り除いている」と指摘。「実際のところ、ゴルフ場はクラブハウス以外では三密とは関係がないものの、それでも毎回の組数を減らし、組ごとの間隔も以前は7分だったのを今では10分にしたり、試合後の食事会や授賞式を中止したりするなどの対策を取っている」と紹介した。

さらに、バンカーレーキの貸し出しを中止したことや、グリーンでは旗竿を抜かずに打つことができ、旗竿の下にはスポンジを置いてボールを取りやすくしていることを紹介。「こうした方法は米国の状況と似ているが、違うのは日本ではカートに1人しか乗れないとの規定はないことだ」と伝えた。

また、ゴルフ練習場でも客同士の間に空きスペースを1つ設け、休憩場所はロープで囲って人が集まることが禁止されており、人と人との距離を保つような措置が取られていると説明した。(翻訳・編集/山中)

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