外交部の耿爽報道官は24日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染のパンデミックを背景に、中国と欧州各地を結ぶ定期貨物列車、「中欧班列」の通常運行が、感染症が中欧産業チェーンとサプライチェーンの協力に与えた打撃と影響を弱めることに役立ち、国際運輸の新しい動脈の役割を果たしているという考えを表明しました。

　今年第１四半期、『中欧班列』は合わせて1941本運航され、17.4万TEU(20フィートコンテナ1個分＝1TEU)の貨物が運搬されたということです。それぞれ、去年の同じ時期より15％と18％増加しており、4月になっても成長の勢いを続けています。

　また耿報道官によりますと、感染症が発生してから、合わせて1440万トン相当の感染症予防・抑制物資が運ばれているということです。目的地として、イタリア、ドイツ、スペイン、チェコ、ポーランド、ハンガリー、オランダなどの国まで運び、またそれらの都市を経由してより多くの欧州諸国に届けられています。（提供/CRI）