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北朝鮮、金与正氏は後継者に不適任?兄・金正恩氏の健康異常説受け、韓国専門家が分析

配信日時:2020年4月26日(日) 7時10分
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23日、韓国・ファイナンシャルニュースは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に健康異常説が浮上する中、妹・金与正氏が後継者となり得るか、北朝鮮問題の専門家が分析する記事を掲載した。写真は北朝鮮。

2020年4月23日、韓国・ファイナンシャルニュースは、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に健康異常説が浮上する中、妹・金与正(キム・ヨジョン)氏が後継者となり得るか、北朝鮮問題の専門家が分析する記事を掲載した。専門家らは、与正氏が後継者となる可能性は低いと見ており、その根拠として3つの理由を挙げている。

1つ目の理由は、北朝鮮が男性権力中心の国家であるという点にあるという。「金日正(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)、金正恩」と続く権力の継承のみならず、事実上の最高権力機関である政治局にもこれまで女性はほとんどいなかった。現在の政治局で唯一の女性である与正氏さえ、候補委員のポストにとどまっているという。統一研究院北朝鮮研究室のホン・ミン室長は「男性中心体制の特性上、与正氏を後継者に擁立することは事実上、難しい」と指摘している。

2つ目の理由として、専門家は与正氏の軍・党組織の掌握不足を挙げた。与正氏は党中央委員会の委員、党宣伝扇動部、組織指導部など、軍とは距離を置いた職務を担ってきた。西江(ソガン)大学のキム・ヨンス教授は、与正氏について「権力基盤がない指導者」とし、ホン室長は「金委員長が生きている間は補助的な役割を担うことはできるが、代わりに統治を担うことができる状況ではない」と指摘している。

3つ目の理由は、通常では考えられない4代世襲が負担となり、集団指導体制が構築される可能性があるためという。専門家らは中国で毛沢東氏が死亡後、トウ小平氏中心の集団指導体制が生まれたのと似たような道を歩むのではないかと見ている。

記事は、「結局のところ、最近、与正氏が表舞台に急浮上しているのは、金委員長の統治体制や内部結束を強化するための手段にすぎない」と伝えている。

これに、韓国のネットユーザーからは、「与正氏が後継となっても問題ない。同じ女性のドイツのメルケル首相は現在4期目」「北朝鮮も女性の指導者を出すべきだ」「与正氏は優秀な気がする」「後継者は金委員長の兄の正哲(ジョンチョル)氏では?」などとさまざまな声が上がっている。

また、「今の独裁体制を維持する意味はあるのか?全く理解できない。国民は生きる希望を無くす」と体制の転換を望む声も。

その他、「与正氏が後継者に適当であろうがなかろうが、われわれには関係ない」と冷ややかなコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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