中国でヒュンダイ・トヨタ間の競争が激化、韓国が日本に遅れ―海外メディア

Record China    2013年12月5日(木) 22時50分

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4日、韓国ヒュンダイ自動車が中国市場で行き詰まっている。中国で日本製品に対するボイコットの影響が解消しつつある。写真はヒュンダイ自動車の北京工場。

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2013年12月4日、環球時報(電子版)によると、ロイターは3日、韓国ヒュンダイ(現代)自動車が中国市場で行き詰まっていると伝えた。販売台数は日本のホンダに遠く及ばず、トヨタも中国での販売は上向きに転じており、中国で日本製品に対するボイコットの影響が解消しつつある。

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11月、ヒュンダイの海外市場における合計シェアは前年同期比で1%減少。2009年の経済危機以降初めてのマイナスとなり、株価にも影響が出た。一方、トヨタは新型車の発表や円安による輸出増加、中国市場での好調などによって2013年の販売高は上昇。11月のトヨタの中国市場における販売高は前年同期比41%増加し、ホンダはそれを上回る102%増となった。ホンダは9月も118%増、10月は211.6%増だった。

韓亜大投証券のアナリストは「トヨタは円安によって米市場で大きな利益が生じ、豊富な資金を背景に中国市場でもライバルに応じることができた。しかし、ヒュンダイは中国市場で幾分好転したものの、米国市場では低迷が続いている」と指摘した。

ヒュンダイは2012年に北京工場を稼働させ、米市場での低迷を補ってきたが、11月の販売高は前年比1%増にとどまった。この中国での3カ所目の工場に続き、2015〜16年には4カ所目の工場を建設し、生産体制を強化する計画を進めている。(翻訳・編集/岡田)

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