米上院議員、中国から到着したマスク目にし「米国製マスク欲しい、中国に頼りたくない」=中国ネット反発

Record China    2020年4月27日(月) 19時0分

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中国メデイアの観察者網は、中国から到着したマスクがボーイング機から降ろされるのを目にした米国の上院議員が「米国で作られたマスクが欲しい」「中国に頼りたくない」と語ったと報じた。写真は中国のマスク工場。

中国メデイアの観察者網は27日、中国から到着した150万枚のマスクがボーイング機から降ろされるのを目にした米国の上院議員が「米国で作られたマスクが欲しい」「中国に頼りたくない」と語ったと報じた。

記事がAP通信の26日付報道を引用して伝えたところによると、米サウスカロライナ州は26日、中国から届いた150万枚の医療用マスクを受け入れた。

グリーンビル・スパータンバーグ国際空港の駐機場で、マスクがボーイング機から降ろされるのを目にした同州選出の米上院議員、リンゼー・グラム氏は、「米国で作られたマスクが欲しい。私たちの基本医療のニーズを中国やその他の国に頼りたくない」と語った。

グラム氏はまた、ツイッターへの投稿で、マスク確保に関わったすべての人に謝意を示した上で、「私たちの医療サプライチェーンが中国にどれほど依存しているかについて、あえて警鐘を鳴らさなければならない」とつづったという。

これについて、中国のネットユーザーのコメントで最も多くの共感を集めていたのは、「使いたくないなら使わないでくれ。誰も強制していない。その辺に置きっぱなしにしてくれて結構」というものだった。

ほかにも、「(中国から)調達しておきながら(中国に)頼りたくないなんて、卑しくないか」「なら返品しろよ。へそ曲がりさん」「川を渡り終えれば橋を壊すつもりか」「米国で作られたものが欲しいなら、生産再開して自分たちで作れ」「米国人の側から見れば、この人は真の愛国者だ。自分たちの国が元気になり、自分たちの実力で防疫ができるようになることを望んでいる。だけど俺たち中国は、金もうけの機会にそんなことに構っていられない」など、反発するコメントが多く寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)

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