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文大統領が世界最大のコンテナ船命名式で「抗日英雄」に言及=ネットでは不評?

配信日時:2020年4月24日(金) 11時40分
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23日、韓国・ヘラルド経済は、文在寅大統領が韓国海運産業の未来について「李舜臣が12隻の船で国難を克服したように、地位を復活させるだろう」と述べたことを報じた。写真は李舜臣像。

2020年4月23日、韓国・ヘラルド経済によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が韓国海運産業の未来について「約400年前に李舜臣(イ・スンシン、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている)将軍が12隻の船で国難を克服したように、その地位を復活させるだろう」と述べた。

記事によると、文大統領は同日、慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)にある大宇(テウ)造船海洋の玉浦(オクポ)造船所で開かれた世界最大のコンテナ船「HMMアルヘシラス号(Algeciras)」の命名式に出席。祝賀を通じて「2017年の韓進海運破産により(韓国の)海運産業は大きな困難に直面したが克服し、アルヘシラス号の命名式で大韓民国海運再建の信号弾を世界に打ち上げた」とし、「『海運強国』は諦められない大韓民国の未来だ」と述べたという。

また、文大統領は韓国政府が同日午前、新型コロナウイルスにより被害を受けた海運業界に緊急経営資金支援と金融納期延長、港湾施設使用料減免など3800億ウォン(約332億140万円)規模の財政・金融支援に続き、追加で1兆2500億ウォンの大規模な金融支援対策を設けたことを明らかにした。さらに「『共存型海運モデル』の定着」「海運の『第4次産業革命』の成功」「『環境にやさしい船舶産業』の積極的な育成」など長期的なビジョンも打ち出し、「世界5位の海運大国への跳躍を目標に『海運再建5カ年計画』を強く推進し、二度と浮き沈みの歴史を繰り返さない」と述べたという。

文大統領は昨年に日本が対韓国輸出規制を強化した後からたびたび李舜臣将軍に言及している。昨年7月には大統領休養地の慶尚南道巨済市楮島(チョド)で行われたイベントで「楮島は非常に歴史的意味の大きい場所。文禄・慶長の役で李舜臣将軍が初勝利を収めた玉浦海戦の起きた楮島の海を国民と一緒に見るという公約を守ることができてうれしい」と述べた。全羅南道を訪問した際にも「ここは12隻の船で国を守った李舜臣将軍の護国精神が立ち上がった場所だ」などと述べていた。

ただ、今回の文大統領の発言に対して韓国のネット上では「また口だけかな」「健全だった産業基盤を全て壊しておいて李舜臣?」「李舜臣のような業績を残したいみたいだね」「李舜臣が生きてたら、文大統領を支持したかな?軽々しく口にしないで」「李舜臣将軍がお墓から出てきて剣を持って大統領府にやって来そうな発言」など厳しい声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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