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8年前に武漢で自転車を盗まれた日本人男性、新型コロナウイルスについて語る―中国メディア

配信日時:2020年4月23日(木) 14時40分
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21日、中国経済網は、8年前に武漢でボランティアに従事した際に「自転車盗難騒動」に巻き込まれ注目された日本人男性へのインタビュー記事を掲載した。

2020年4月21日、中国経済網は、8年前に武漢でボランティアに従事した際に「自転車盗難騒動」に巻き込まれ注目された日本人男性へのインタビュー記事を掲載した。

現在35歳の河原啓一郎さんは、自転車での世界一周にチャレンジしながら貧困者や社会的弱者のケアに携わっている青年医師だ。2011年に中国からスタートしてユーラシア大陸の横断に成功。その後、多くの国で赤十字ボランティアとして従事し、19年にはアフリカを訪れた。

今年に入って新型コロナウイルスの感染爆発が起きると、アフリカでも続々と国境封鎖が行われ、河原さんの計画に支障が出始めたという。もともとミャンマーに行って活動する予定だったが入国できなくなったため、比較的感染者が少ないタイを訪れた後、島で隔離措置を取った。

河原さんは今回コロナウイルス感染が拡大した中国・武漢市とは深いつながりを持っている。12年に高齢者介護施設や孤児院、動物保護団体などのボランティアとして武漢で活動した。そして、その最中に自身の自転車が盗まれ、日中両国メディアが大々的に報じた。自転車は、現地の市民や警察の協力により、わずか3日で河原さんの元に戻った。中には、代わりの自転車やテントの提供、ホテルの手配などを申し出る市民もいたとのことで、河原さんは大いに感激したという。また、感謝を口にした川原さんに武漢市民は「あなたは私たちをこんなに長い間助けてくれたんだ。今回は私たちが助ける番だよ」と声をかけたそうだ。

世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスにより、武漢にいる友人の家族も亡くなったいう河原さん。「犠牲者の死を無駄にせず、次の人に命をつないでいくためにも、何かやらなければと思った」と打ち明け、「ウイルスだって国境を越えるのだから、友情だって国境を越えられるはず」と語った。

現在、タイで日々を過ごしている河原さんは、日本の状況について「日本人は毎年のように災害を経験していることもあって、冷静に理性や秩序を保っているので大きな混乱は発生していないと思う。でもやはり、世界的な感染爆発が起きているなかで、日本も中国や欧州のような厳しい措置を講じるべき」との考えを示したそうだ。(翻訳・編集/川尻

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