中国の主な映画会社22社、1月~3月の損失は266億円=新型コロナで映画館閉鎖も続く

Record China    2020年4月23日(木) 19時40分

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新型コロナウイルスによる経済活動の縮小の影響で、中国の主だった映画会社22社の第1四半期(1月~3月)の損失額は17億4500万元(約266億円)に上っている。

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新型コロナウイルスによる経済活動の縮小の影響で、中国の主だった映画会社22社の第1四半期(1月~3月)の損失額は17億4500万元(約266億円)に上っている。

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中国では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1月23日に春節(旧正月)に公開予定だった新作映画がすべて上映延期を発表。さらに映画館も休業に追い込まれ、1年のうち最も映画業界が潤う春節シーズンを直撃する形となった。

ニュースサイト大手・新浪(SINA)の報道によると、このほど国内映画会社の第1四半期(1月~3月)の業績が明らかになり、万達電影、金逸電視、華誼兄弟といった業界大手の上場企業22社の売上損失が累計で17億4500万元(約266億円)だったことが分かった。

中国の映画館チェーン最大手の万達電影は、国内で約90館を展開しているが、春節シーズンの痛手は大きく、第1四半期の最終赤字が5億5000万元(約84億円)~6億5000万元(約99億円)に陥る見通しだと報じられている。

中国では3月に入ってから、各地で映画館の再開が報じられていたが、3月27日に国家電影局が通達を行い、再び全面休業へと突入した。4月末から少しずつ再開も見込まれているが、完全に元通りになるのは7月以降と見られており、映画業界にはまだまだ厳しい状況が続く見込みとなっている。(Mathilda

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