拡大
中国の微博(ウェイボー)で最近、「北京大学のネコ図鑑ファイル」のハッシュタグが話題を集め、瞬く間に好評を得た。
(1 / 5 枚)
中国の微博(ウェイボー)で最近、「北京大学のネコ図鑑ファイル」のハッシュタグが話題を集め、瞬く間に好評を得た。中国新聞網が伝えた。
【その他の写真】
■ノラネコの生活を記録するミニプログラム
このミニプログラムは微博のある投稿がきっかけで話題を集めた。今月16日、あるネットユーザーが「北京大学のネコ図鑑」という名前のミニプログラムのスクリーンショットを投稿し、「ミニプログラムには、ネコ1匹ずつの写真と名前がキャンパスネコ情報に登録されている」とつづった。
ミニプログラムを見ると、100匹近いネコの名前や毛の色、性別、健康状態、去勢の有無、さらには性格や他のネコとの関係にまで及ぶ「プロフィール」が紹介されていた。
例えば、「大威」という名前のネコの性格は「餌を食べている時は、ずっと触っていても問題ない」、「墨方」というネコは「怖がりで、安全に感じる距離は1メートルまで」、「山竹」というネコも「怖がりで、『大哥』という名のネコと仲が悪い」といった具合だ。
その他、ミニプログラムには、ノラネコを「在学中」、「卒業」、「休学」、「ネコ星」の4種類に分類している。「卒業」はすでに飼い猫になっていることを意味し、「休学」は、ずっと姿を現していないことを意味している。
■人気のあまり北京大学のサイトが一時ダウン
北京大学のサークル「ノラネコ協会」の范瀚允(ファン・ハンユン)会長は、「ノラネコ図鑑」がネット上で大きな話題となっていることについて、「みんな予想外だった」と驚く。
16日に予想外にも人気となり、北京大学の教学サイトは一時ダウンしてしまうほどだった。「サーバーが、学校の教学サイトと同じなので、アクセス数が集中するとサーバーがダウンし、ミニプログラムだけでなく、教学サイトにもアクセスできなくなる。そのため、16日午後の1コマ目の授業で、サーバーに問題が起きた。みんなの授業に影響を与えては困るので、ミニプログラムを一時停止にした」。
ただ、午後に緊急の復旧作業と確認が行われ、同日夜には、「北京大学のネコ図鑑」に再びアクセスできるようになった。
范会長は、「ネコの情報を記録するミニプログラムを作るというのは、当サークルのメンバーのアイデアで、実際に作り上げたので、そのコンテンツの整理をみんなで行っている。作ろうと思ったのは、このミニプログラムを通してサークルのメンバーがキャンパス内のノラネコをもっと知るためだった」と説明する。
そして、「2019年9月にこのミニプログラムが立ち上げられたばかりの時は、ネコの写真と名前、性別が記録されているだけだった。その後、みんなが加えたい情報を加え、今のプロフィールができあがった」という。
サークルのメンバー数百人は、毎日、同じ時間に同じ場所でキャンパスのノラネコにエサや水をあげている。しかし、サークルの仕事はネコにエサをあげるだけではない。メンバーたちはノラネコの引き取り手を探したり、引き取り手の資格を考慮する仕事を担当したり、けがや病気になったネコを病院に連れていったり、去勢されていないネコを捕まえて病院に連れていき、去勢手術を受けさせるなどの仕事も担っている。その他、サイトプラットフォームの運営や撮影などに携わるメンバーもいる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
Record China
2020/4/14
Record China
2020/3/10
Record China
2020/3/3
Record China
2020/1/24
Record China
2020/1/7