新型コロナの影響で横浜中華街が大打撃―華字メディア

Record China    2020年4月23日(木) 16時0分

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22日、華字メディアの日本新華僑報網は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、横浜中華街が大きな打撃を受けていると伝えた。写真は横浜中華街。

2020年4月22日、華字メディアの日本新華僑報網は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、横浜中華街が大きな打撃を受けていると伝えた。

記事は、横浜中華街は日本の三大中華街の一つで、ロサンゼルスやロンドンのチャイナタウンと肩を並べる老舗の中国飲食文化が集まるところだと紹介。東京に近いこともあり、多くの外国人が訪れていたと伝えた。

しかし、今年の春節(旧正月)は閑古鳥が鳴いていたという。横浜中華街で中華料理店を営む日本在住20年という梁(リャン)さんは、「客が約3分の1に減った」と語った。これまでは人でごった返していた中華街だが、今はがらんとしているという。梁さんは、「このような光景は初めて見た」と話したという。

梁さんによると、3月は新型コロナウイルスの感染が拡大していた時期であるものの、週中の昼時には常連客が来てくれたのでまずまずの売り上げだったという。これまでは愛妻弁当を持参して外食をしなかった人が最近では頻繁にやってきて「頑張って」と声を掛けてくれることもあるそうだ。

記事は、「最近日本政府はできるだけ在宅勤務するよう要求しているため、昼食を食べに来る人の数も減っており、野菜や肉類の仕入れ価格は上昇し続けている」と紹介。梁さんもデリバリーサービスを始めることも考えたが、付近の会社が営業を停止しており、弁当用の箱を準備する間もなくデリバリーを始めることをあきらめたという。だが梁さんは、「中国人は困難を恐れない。どんな状況になろうとも生き続けることができる」と語ったという。(翻訳・編集/山中)

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