人民網日本語版 2020年4月22日(水) 9時20分
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広州白雲空港は新型コロナウイルスの輸入症例を防止し、消毒活動に力を入れている。画期的な技術を活用した新たな措置を絶えず打ち出し、旅客のために健康的で安全な移動環境を構築している。
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広州白雲空港は新型コロナウイルスの輸入症例を防止し、消毒活動に力を入れている。画期的な技術を活用した新たな措置を絶えず打ち出し、旅客のために健康的で安全な移動環境を構築している。広州日報が伝えた。
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■スマート清掃・消毒ロボット、1度で1万立方メートルを消毒
筆者は白雲空港第1ターミナルビル出発ロビーで、「小艾」と呼ばれる新型スマート清掃・消毒ロボットを目にした。これは殺菌・消毒、ごみ清掃、粉塵収集などの機能を一体化させており、設定されたルートに基づき正確に作動し、空間スプレーや掃き掃除などの清掃・殺菌・消毒作業を自動で行う。このロボットは人の代わりに重点保障エリアに入ることができる。現場の清掃を速やかに行えるだけでなく、さらに重要なのは人の接触を効果的に減らし、交差感染のリスクをなくす。
このスマート清掃・消毒ロボットは1回の消毒液充填により8時間にもなる連続的な稼働ができる。1万立方メートルの空間、または2000平方メートルの床の殺菌・消毒を行える。そのセンサーは6メートル内の障害物を自動的に識別、回避し、自動方向転換、障害物回避の「スマート」清掃を実現する。
■高温スチーム消毒装置、15分でトイレの全面的な消毒を完了
国際線の到着旅客は待ち時間が長く、トイレを頻繁に使用する。そのため白雲空港第2ターミナルビルは高温スチーム消毒装置を導入し、国際エリアのトイレの消毒・清掃を行っている。これは白雲空港が海外からの輸入症例防止、消毒作業強化のために導入した「神器」だ。
白雲空港のスタッフによると、この高温スチーム消毒装置の電源をオンにしてから10秒で、蒸気が120−150度の高温に達し、各種病菌を効果的に撲滅できる。同時にオゾン消毒などの機能を持ち、連続で240分使用でき、15分で1つのトイレの全面的な消毒を行える。
■カート消毒装置、30秒で99.99%を殺菌
白雲空港第2ターミナルビル国内・国際到着荷物受け取りロビーで、2台のカート消毒装置が4月7日より正式に稼働開始した。24時間連続でカートの集中的な消毒を行える。
カートの徹底的な消毒を行うため、ターミナルビルは2台のSEAONE紫外線カート消毒装置を導入し、国際荷物受け取りロビーと国内荷物受け取りロビーに設置した。24時間連続で作業し、30秒で99.99%の殺菌効果を発揮する。
この消毒装置は作動後、床のレールを自動的に行き来する。内蔵されている紫外線発射装置により紫外線をカートに照射し、360度の全面的な消毒効果を発揮する。同時に10台のカートに集中的な消毒を行える。消毒にかかる時間は毎回約5分。
■エレベーターのボタンも非接触式に
エレベーターのボタンによる交差感染の潜在的なリスクを減らすため、白雲空港は1号ターミナルビルで「赤外線センサー非接触」エレベーターサービスを打ち出した。旅客は手を「赤外線センサー」にかざすことで移動するフロアを選択できる。ボタンを押す必要はない。最速0.3秒で需要に反応し、真の非接触式のエレベーター利用を実現する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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