バイデン米副大統領、北東アジア歴訪で日韓関係の改善に着手へ=「利益の最大化図る」―中国メディア

Record China    2013年12月3日(火) 18時45分

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3日、中国の声「央広新聞」は「バイデン米副大統領の北東アジア歴訪は、新たなアジア外交戦略の幕開け」とする記事を掲載した。写真は2011年8月21日、四川大学で講演するバイデン副大統領。

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2013年12月3日、中国の声「央広新聞」は「バイデン米副大統領の北東アジア歴訪は、新たなアジア外交戦略の幕開け」とする記事を掲載した。

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米国のバイデン副大統領が2日から、日本、中国、韓国の歴訪を開始した。中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことで高まった緊張をどのように解きほぐし、米国の影響力を発揮できるかが焦点となっている。

バイデン副大統領の北東アジア歴訪のタイミングは絶妙だ。専門家は「中国の防空識別圏設定で動揺が広がるなか、北東アジア歴訪で日本や韓国などの同盟国を落ち着かせることが目的。また、日韓関係の矛盾を調整し、日米韓3カ国の同盟を強化しようとしている」と分析する。

米AP通信も、「米国の東アジアの重要な盟友である日本と韓国の緊張関係に、米政府は深い懸念を感じている。バイデン副大統領は、日韓訪問中に両国の矛盾の調整に着手し、3カ国の同盟を強化することで、米国の同地域での利益の最大化を図るだろう」としている。

米国はオバマ大統領が来年4月に日韓を訪問し、米国と同地域の関係を強化すると発表したばかりである。そのような背景のもとでのバイデン副大統領の北東アジア歴訪は、米政府の新しいアジア外交戦略の序章と言えるだろう。(翻訳・編集/北田

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