外国人が「理解できない」と驚く、日本の奇妙な5つの文化―中国メディア

Record China    2021年1月18日(月) 22時20分

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中国のポータルサイト・頭条新聞に12日、「日本の五つの奇妙な文化、外国人:日本人の世界は私たちには分からない」と題する評論記事が掲載された。

中国のポータルサイト・頭条新聞に12日、「日本の五つの奇妙な文化、外国人:日本人の世界は私たちには分からない」と題する評論記事が掲載された。

記事は、「日本で長く生活していると、行動や習慣が日本の文化の影響を受ける。環境に左右されることは不可避だ。こうした『習慣』は、いずれも知らぬ間に身に付いているもので、自分では認識しづらい。初めて日本に来た時も理解しがたいことがたくさんあった」とし、筆者が日本の生活の中で出会った「奇妙」だと思う五つの文化を紹介している。

一つ目は、「夜更かしをするのに、いつでもどこでも寝る」こと。記事の筆者は、日本人の知人に何時に寝るか聞いたところほとんどが「午前0時から午前1時」と答える一方、なぜ電車で寝るのか尋ねたら「睡眠時間の確保のため」と答えたことを挙げ、「これは矛盾に満ちている。昼眠ければ夜早く寝ればいいように感じるが、日本人にとっては当たり前のことなのだ」と説明。「私は寝過ごすのが怖いので電車で居眠りはしないが、日本人は居眠りをしていても目的の駅に着くとちゃんと起きることができる。本当に不思議だ」とつづった。

二つ目は、「タクシーに乗るとき、自分でドアを閉めない」こと。中国のタクシーのドアは手動が一般的だ。筆者は、「日本のタクシーのドアは運転手が自動で開け閉めすることに最初は慣れなかったが、それに慣れてから、帰国したときにミスを犯した。空港でタクシーに乗った時に車が動かないので、運転手に『どうして行かないんですか?』と尋ねたところ、『(あなたが)ドア閉めないでどうやって行くんだよ!』と教育された」という体験を紹介した。

三つ目は、「先進国なのにはんこを使っている」こと。筆者は、「日本は工業設備など多くの分野では先進的だが、日常生活の中では旧態依然としたところが少なくない」とし、例としてはんこ文化に言及。「会社の中では事務作業のあらゆる場面ではんこが見られ、100円ショップやスーパーなどでも販売されている。多くの留学生は日本に行くとまずはんこを準備する。銀行口座の開設などに必要だからだ」とした。また、「はんこは偽造できる上にそのコストも低く、リスク管理の面から見れば穴がある。すべてを事細かに行い、あらゆるリスクを回避しようとする日本人にしては、矛盾していると言える」と論じた。

四つ目は、「謝罪と過ちを認めることはイコールではない」こと。筆者は「日本人の口癖といえば『すみません』で、1日に30回以上はこの言葉を耳にする。悪いことではないのだが、知らぬ間に私も会話の中に『すみません』を付け加えるようになった」と説明。「日本人は小さい時から謙虚さを学び、問題が起きたらまず謝罪する。しかし、それは自分が間違っていたということを意味するものではない。日本人が謝罪するのは相手の気分を害したことに対してであって、本当に責任の所在をはっきりさせるのであれば専門家が出てくることになる」とした。

そして、「多くの国では、謝罪した場合はその人が間違っていることを意味するが、日本人は違う」と指摘。ドラマ「半沢直樹」の登場人物である大和田暁(香川照之)常務が半沢に謝罪した後も内心では過ちを認めていないことを挙げ、「これは典型的な日本人のやり方であり、謝罪することは過ちを認めることを意味するわけではないのである」と解説した。

五つ目は、「満員電車を嫌うのに、ラッシュを避けようとはしない」こと。筆者は「中国国内にも満員電車はあるが、遭遇した場合はピークをずらしたり、別の交通手段を選んだりするだろう。しかし、日本人はどうしてもその電車に乗ろうとするため、駅のホームで係員が乗客を電車に押し込んでいる姿をよく目にする。少し早めに出発すればよいのではと思うが、日本人はそうしない」とし、「まるで、この電車に乗らないと遅刻するかのようである」とつづった。(翻訳・編集/北田

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