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2日、中国大手ポータルサイト・網易によると、「世界で最も健康な国々」ランキング(米ブルームバーグ発表)で中国は55位だった。資料写真。
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2013年12月2日、中国大手ポータルサイト・網易によると、「世界で最も健康な国々」ランキング(米ブルームバーグ発表)で中国は55位だった。1位はシンガポール。
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順位は国連や世界保健機関(WHO)、世界銀行のデータを基にしたもので、年齢グループ別の死亡率や喫煙率、飲酒率、血中コレステロール値、大気汚染レベルなどを組み合わせ、各国の健康度を点数化した。中国のポイント53.55に対し、首位シンガポールは89.45だった。シンガポール以外では、イタリア、オーストラリア、スイス、日本、イスラエル、スペイン、オランダ、スウェーデン、ドイツがトップ10入りした。
◆中国のランキングを下げた原因は?
WHOの資料によると、中国の乳幼児死亡率は1000人中15人で日本やシンガポールの5倍だ。
トイレや下水道などの適切な衛生施設を使用できない人は35%に上り、アフリカ諸国を除く大多数の国から後れを取っている。欧州諸国は2%に満たないのが一般的だ。
15歳以上の男性の喫煙率は51%で世界でも高い水準だ。
安全な飲用水が供給されている人は92%。ブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs4カ国ではインドと同程度だが、97%のブラジル、ロシアからは低い数字だ。西側諸国は基本的に100%となっている。
快適な生活環境、すがすがしい空気、清潔な水資源、安心できる医療衛生保障。これら全てが備わって初めて、国民は健康的な生活を送ることができる。健康分野において、中国の国際競争力が高まるまでにはまだ時間が必要だ。(翻訳・編集/NY)
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