2013年12月2日、アクションスターの故ブルース・リーが使用した映画衣装など計14点が、香港でチャリティーオークションに登場する。自由時報が伝えた。

【その他の写真】

1973年に32歳の若さで亡くなった、アクションスターのブルース・リー。オークション会社大手のSpink社が今月5日、ブルースの遺品を集めたチャリティーオークションを開催する。出品される計14点の中には、映画「死亡遊戯」で着用し、ブルースのシンボルマークのようになっている黄色のコスチューム、実際に使用したヌンチャクなどが含まれる。

香港メディアによると、これらは米国の映画愛好家の所蔵品だったもの。黄色のコスチュームについては、30万香港ドル（約400万円）以上の値段がつくとされる。コスチュームの首部分には香港の映画会社ゴールデン・ハーベスト（嘉禾電影）の文字が入っており、正真正銘のブルース着用品だ。ヌンチャクについてはブルースが生前、弟子で友人だったターキー木村（木村武之）氏に贈ったもの。Spink社によると、木村氏の署名が入った鑑定書を用意し、ブルース使用品であることを証明するという。

このほか、ブルースが死亡する3カ月前に特注したという、玉石ブレスなども登場。こちらは太極の象徴である「陰陽」がデザインされている。（翻訳・編集/Mathilda）