中国人留学生への人種差別攻撃、メルボルン市長が非難―中国メディア

Record China    2020年4月20日(月) 8時0分

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中国メディアの環球網は18日付で配信した記事で、「豪メルボルンで中国人留学生が人種差別攻撃を受けたことについて、同市の市長が非難する声明を発表した」と報じた。

中国メディアの環球網は18日付で配信した記事で、「豪メルボルンで中国人留学生が人種差別攻撃を受けたことについて、同市の市長が非難する声明を発表した」と報じた。

記事が豪7NEWSの17日付報道を引用して伝えたところによると、市内のエリザベスストリートで15日、中国人留学生2人が20歳前後の白人女性2人から暴行を受けた。またそれを目撃した白人の男性が、被害に遭った女性からワイヤレスイヤフォン「AirPods」を奪って逃げた。この様子を収めた動画がネット上で物議を醸しているという。

軽傷を負った中国人留学生2人の通報を受け、警察は捜査している。

サリー・キャップ市長はツイッターへの投稿で、「この恥ずべき攻撃にがくぜんとしている」とした上で、「暴力は完全に容認できない。暴力はメルボルン人が持つ価値観や私たちの街で私たちが期待する行動を反映していない」と非難した。

中国人留学生2人が在籍するメルボルン大学のDuncan Maskell副学長も、「この攻撃はひどく、いわれのないものだ」とし、「オーストラリアのような未来に向かう現代社会に暴力の場所はない」と非難した。(翻訳・編集/柳川)

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