韓国のTPP参加表明、メディアは「タイミング逸した」と指摘―韓国

Record China    2013年12月2日(月) 21時40分
facebook X mail url copy

拡大

29日、韓国政府が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加意思を明らかにしたことについて、メディアは「参加に最適なタイミングを逸した」と指摘した。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年12月1日、韓国・亜洲経済によると、韓国政府は11月29日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加意思を明らかにした。しかし、米国政府が「既に参加を表明している12カ国の同意を得る必要がある」との見解を示したことから、「韓国は参加に最適なタイミングを逸した」との声が上がっている。人民日報(電子版)が2日付で伝えた。

その他の写真

米通商代表部のフロマン代表は30日(ワシントン時間)、韓国のTPP参加について、「オバマ政権は韓国政府と適切な時期にTPP参加について協議できることを期待する」と歓迎する意向を示した。しかし、韓国の交渉参加の時期については、「希望すればいつでも交渉できるという状況でない」とした上で、「12カ国による交渉の妥結後になる」との見通しを示した。

亜洲経済は、「韓国政府は12カ国から事前協議で了承を得なければならない。米国を例に取れば、米国政府との交渉妥結後、米議会の承認を得るのに90日かかる」と指摘。TPP参加12カ国は年内の実質合意に向け協議を進めている段階で、韓国の参加は早くても来年3月以降になる見込みだと伝えた。韓国政府関係者は、「最悪の状況はTPP交渉に参加できなくなることだ。了承を得られるか拒絶されるかは他の参加国次第。完全に受け身の立場だ」と指摘している。(翻訳・編集/NY)



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携