現地時間16日早朝、新型コロナウイルス感染の予防・抑制に向けた中国政府によるエジプトへの第一弾医療援助物資がカイロに到着しました。援助物資には2万枚のN95マスク、1万セットの防護服と1万人分の検出キットが含まれており、総重量は4トンあります。

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　中国駐エジプト大使館の廖力強大使、エジプトの衛生人口部のムハンマド・シャオチ部長補佐官は空港で出迎えました。廖大使は、「中国が新型コロナウイルスと戦う中、エジプトのシシ大統領をはじめ、エジプト政府と人民は中国に揺ぎない支持をくれた。中華民族は感謝を返す民族であるため、エジプトが現在新型肺炎と戦う肝心な時に、中国はエジプトに医療援助物資を提供し、エジプト側と感染対策および診療方案の経験を分かち合いたい」と述べました。

　エジプトのムハンマド・シャオチ部長補佐官は、「中国政府から寄贈した4万件の援助物資は中国政府がエジプト政府へ寄贈したプレゼントであり、中国人民とエジプト人民の友好関係と友情の証でもある。今後は中国と医療研究、感染対策経験の面において協力を密接にしていきたい」と示しました。

　エジプトでは2月14日に新型肺炎の感染症例が発見されて以来、抑制・防止対策を積極的に講じています。現地時間4月15日の時点で、エジプトでは累計2505人の感染者が確認され、死亡者は183人となりました。エジプトは人口が多いアフリカの発展途上国として、深刻な挑戦を迎えています。（提供/CRI）