2013年12月2日未明、中国・四川省にある西昌衛星発射センターから、月探査機「嫦娥3号」が打ち上げられた。新華社通信が伝えた。

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嫦娥3号は月に1年間滞在し、搭載されている無人探査車「玉兎号」は3カ月間の探査活動を行う予定。

月の探測は非常に複雑でリスクが高い活動。データによれば現在までに世界で129回の探測活動が行われ、大多数は米国と旧ソ連が行った。その中で成功した例は半分ほどで、成功率は51％しかないという。仮に嫦娥3号の月面着陸が成功すれば、世界で米ソに続き3番目となる。月に到達するまで14日間必要で、嫦娥3号は順調に飛行すれば12月中旬に月面に着陸する。（翻訳・編集/内山）