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台湾プロ野球、世界に先駆け開幕、新型コロナ警戒し無観客で、蔡英文総統もテレビ観戦

配信日時:2020年4月17日(金) 22時10分
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日米などのプロ野球リーグが新型コロナウイルスの感染拡大で開催できない状態が続く中、台湾プロ野球が12日、世界に先駆けて無観客で開幕した。蔡英文総統もテレビ観戦した。

日本や米国など各国のプロ野球リーグが新型コロナウイルスの感染拡大で開催できない状態が続く中、台湾プロ野球が12日、世界に先駆けて開幕した。感染防止対策のため無観客試合となったが、台湾メディアによると、蔡英文総統もテレビ観戦した。

台湾のプロ球団は、▽中信兄弟▽統一セブンイレブン・ライオンズ▽富邦ガーディアンズ▽楽天モンキーズの4チーム。昨年再加盟した味全ドラゴンズは今シーズン2軍戦のみとなる。かつて日本の球団で活躍した選手も林威助(元阪神、現中信2軍監督)ら少なくないほか、ヤクルトスワローズの高津臣吾監督も興農ブルズ(富邦の前身)でプレーしていた。

中華職業棒球大連盟(CPBL)は当初、3月14日の開幕を予定していた。コロナ禍で2度の延期を余儀なくされたCPBLはシーズンチケットをすでに購入した人のみの入場を許可する方向で自治体や衛生福利部(保健省)と協議していたが、最終的に防疫対策として無観客での開催という結論に至った。

シーズン前期は4球団のホーム球場のみで行われ、夏のオールスター戦開催は見送り、各チームが前後期の全120試合を消化することを優先する。当局が外出禁止令を出した際や球団関係者が感染した場合、リーグは中断される。

CPBLは全力で感染防止対策に当たる方針で、入り口には検温の設備を用意。スタッフやメディア関係者らすべての入場者に「自己健康声明書」の記入を求める。場内の取材では記者は指定のエリアでのみ取材が可能で、選手とは1メートル以上の距離を保つようにし、接触しないよう徹底するという。

12日の開幕戦は中信兄弟と統一の試合が台中市の洲際棒球場で行われ、1対1で白熱の延長戦に突入。統一が11回、元阪神の鄭凱文らを攻めて3点を奪い、4対1で勝利を挙げた。新たに参入した楽天は15日、本拠地の桃園市でチーム開幕戦に臨み、統一に9対8でサヨナラ勝ちした。

台湾がプロ野球の開幕にこぎ着けた背景には、徹底した防疫で新型コロナの拡大を抑え込んだことがある。中央感染症指揮センターは16日、新たな感染者は同日、確認されなかったと発表した。新規感染確認がゼロになったのは14日に次いで今週2度目。台湾内の感染確認数16日現在、計395人だが、大半は水際で見つかっている。(編集/日向)

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