台湾が世界にマスク送る飛行機、機体には「CHINA」の文字―中国メディア

Record China    2020年4月16日(木) 19時10分

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15日、中国メディアの中国台湾網は、「脱中国化を企む民進党当局が展開する『マスク外交』で、『CHINA』と書かれた飛行機が使われている」とする記事を掲載した。

2020年4月15日、中国メディアの中国台湾網は、「脱中国化を企む民進党当局が展開する『マスク外交』で、『CHINA』と書かれた飛行機が使われている」とする記事を掲載した。

記事は、「台湾独立、脱中国化を画策する民進党政権がマスク外交を展開する中、そのマスクを輸送する中華航空(チャイナエアライン)の飛行機には『CHINA』と書かれている」と皮肉った上で、陳水扁(チェン・シュイビエン)総統時代から3度提起されてきた同航空の改称をめぐる議論が再燃していることを伝えた。

記事によると、蘇貞昌(スー・ジェンチャン)台湾行政院長は同航空に対し「中国本土からのマスクが輸送されたと多くの国で誤解される可能性があるので、機体のロゴを外して代わりに台湾のマークを付けよ」と要求。国民党は「Taiwan Airlines」のドメイン名を取得した上で「社名を変更できるものならやってみよ。できたらドメイン名を譲る」と揶揄(やゆ)している状況だとしている。

その上で、「民進党当局は、China Airlinesという看板がどれほどの価値を持っているかを当然知っているはずだ。しかも、改名するとなれば莫大なコストまでかかる。さらには国際協定に絡んで飛行機が台湾から飛ばせなくなる可能性もあり、国際的に見ても全くメリットが見当たらない」と論じ、「島内に台湾独立の機運をつくるために実現不可能な事柄をあおり立てている」との見方を示した。

記事はまた、民進党による同社名変更の動きは民意を得られていないとし、台湾メディア・中国時報(電子版)が実施しているネット上のアンケートでは、76%が改名を「支持しない」と回答し、「支持する」の22%を圧倒的に上回っていると紹介した。(翻訳・編集/川尻

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