カンヌや北京、映画祭が次々と延期発表も、平遥国際映画祭は予定通り10月開催へ

Record China    2020年4月15日(水) 19時20分

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今年10月に開催の第4回平遥国際映画祭について、発起人となった中国のジャ・ジャンクー監督が、予定通りの開催に向けて準備を進めていることを明かした。

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今年10月に開催の第4回平遥国際映画祭について、発起人となった中国のジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督が、予定通りの開催に向けて準備を進めていることを明かした。

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2017年にスタートした平遥国際映画祭は、古い城郭の町が残る山西省平遥県で毎年開催され、今年で4回目を迎える。西洋諸国と北米を除く国と地域が対象で、本物の映画ファンが好む良作が集まる映画祭として年々注目度が高まり、昨年は27カ国・地域から54作品が参加。今年は10月10日~19日の日程で開催が予定されている。

平遥国際映画祭と同じく、中国政府が批准する5大国際映画祭の一つ、北京国際映画祭は4月下旬に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、すでに延期を発表。直近の有名な映画祭としては、5月開催のカンヌ国際映画祭は先月、6~7月への延期を発表していたが、14日には再度延期または中止の可能性も報じられている。

10月開催の平遥国際映画祭について、まだ予定まで半年の時間があるが、ジャ・ジャンクー監督が14日、予定通りの開催に向けて準備を進めていると明言。監督によると、自身を含めて9人の映画人だけで上映作品の選考を進めるコンパクトな映画祭であるため、現在のところ新型コロナウイルスによる影響をそれほど受けていないという。

「長江哀歌」や「罪の手ざわり」などが代表作のジャ・ジャンクー監督は、中国映画界きっての鬼才として知られる。14年にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門審査員に選ばれたほか、15年には華人映画監督では初めて、カンヌフランス映画監督協会から功労賞「ゴールデン・コーチ賞」を授与されている。(Mathilda

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