2013年11月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国と中国はソウルで第3回国防戦略対話を開催。韓国国防部の白承周（ペク・スンジュ）次官と中国人民解放軍の王冠中（ワン・グワンジョン）副総参謀長がそれぞれ代表団を率いて出席した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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韓国国防部の金ミンソク（キム・ミンソク）報道官は会談後の記者会見で、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏の範囲が韓国の識別圏と重複していること、韓国南方にある海中岩礁の離於島（イオド）が含まれていることについて、韓国側は中国側に対し、事前協議なしに一方的に設置したものとして遺憾の意を示し、是正を求めたことを明らかにした。これに対し中国側は、防空識別圏を調整する意向はないとし、韓国政府の要求を拒否した。

金報道官はまた、国益保護の観点から、韓国側は防空識別圏の範囲拡張を検討中であることも明らかにした。（翻訳・編集/NY）