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日本で批判浴びた安倍首相のSNS動画、中国ネットでは意外な反応

配信日時:2020年4月14日(火) 12時20分
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日本で批判が寄せられた安倍首相の動画、中国のネットユーザーの反応は。写真は11日に行われた第28回新型コロナウイルス感染症対策本部(出典:内閣府 https://www.kantei.go.jp/)。

日本で多くの批判が寄せられた安倍晋三首相の動画に、中国のネットユーザーは異なる見方を示している。

安倍首相は12日、歌手・俳優の星野源が公開している楽曲「うちで踊ろう」に合わせて、自宅の様子を撮影した動画をSNSに投稿した。動画で安倍首相はソファーに座って愛犬を抱えたり、飲み物を飲んだり、読書をしたりしている。そして、「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています」「いつかまた、きっと、みんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。その明日を生み出すために、今日はうちで」などとつづり、新型コロナウイルスへの感染防止対策として外出自粛を呼び掛けた。

しかし、この投稿に日本のネットユーザーからは批判の声が噴出。「こんなに空気が読めないとは…」「ほとんどの人が不快に思うことは予想がつくと思うのだが」「目の下にくまを作って働く都道府県の知事たちとあまりに対照的」「フィリピンのドゥテルテ大統領と国会議員は、1カ月分の給料を全額国民に寄付したというのに」「家にいようというのは分かるが、仕事の疲れや不安、子育てで優雅に過ごす時間はない」「あなたのようにみんなが家にいられるようにするのがあなたの仕事では?」「タレントを政治に利用するな」など、厳しいコメントが並んだほか、芸能界からも批判や疑問の声が相次いだ。

だが、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこれが伝えられると、いつもは安倍首相に厳しい中国のネットユーザーからは意外な反応が出た。「彼が言っていることは正しい」「医師や専門家じゃないんだから。自ら自宅にとどまって手本を示すのは当然じゃないの?」「今回は(安倍首相に)問題があるとは思えない。トランプ大統領のように何でもかんでも首を突っ込もうとしたら、余計面倒じゃないのか」「感染予防を呼び掛けても聞いてもらえず、手本を示そうと自宅にいたらたたかれる(泣)」「私が安倍首相に同情してしまうとは」「一国の指導者をやるのも大変なんだな」など、擁護したり同情したりするコメントが多数寄せられている。

なお、菅義偉官房長官は13日の会見でこの件について「いろいろな見方がある」としつつも、「過去最高の35万の『いいね』をいただくなど大きな反響がある」と強調した。(翻訳・編集/北田

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